ザキミヤの佐藤です。
何を隠そう、僕は生粋の宮崎県民。今は無き延岡西高出身です。
ザキミヤを通して宮崎の魅力を特異な視点で皆様にお伝えしているのですが、一番大事なところを押さえていませんでした。
それは、宮崎の中枢を担う・・・宮崎県庁!
え、ザキミヤが宮崎県庁行って大丈夫なの?
って思われた方もいらっしゃるでしょうが、安心してください。
空気読めますよ。
ということで、今回は宮崎県庁を徹底取材し、宮崎県庁の魅力を15個+1個見つけてきました。
さて、皆様御存知、宮崎県庁です。
歴史を感じるステキな建物。
いよいよ突撃です。
毎週水曜日と第1日曜日に開催される宮崎県庁見学ツアーに行ってみたよ
今回、取材に参加してくれたのはこの3名。
ひぃ・・・久しぶりの東郷氏。
むぅ・・・acruサキヤマさん。
かぁ・・・フリーのライターかおりちゃん。
本日の取材は平日の日中ということで、暇な、時間の調整が可能な3名に協力いただきました!
宮崎県庁をてっとり早く知るにはこの宮崎県庁見学ツアーがオススメです。
毎週水曜日10:00〜と毎月第1日曜日10:30〜開催され
今回、見学ツアーでお世話になるのはツアーガイドの郡司さん。
県庁のことに関して超詳しくて、取材時間の尺も気にせず(笑)、たくさんお話ししてくれました。
たまに入ってくる渾身のギャグとおっちょこちょいな勘違いもステキ。
その他、左から文化本舗の山崎さん、県庁の黒木さん、見習いツアーガイドの菅野さんの計4名で県庁を案内してくれるという厚遇。
名刺交換から始まるという大人な雰囲気でいよいよ宮崎県庁見学ツアーがスタート。
知らなかった!宮崎県庁の魅力15連発!
最初は正直「県庁?知ってるよ。何年宮崎に住んでると思ってんのよ。」って感じでした。
でもね、知らないことだらけでした(恥ずかしい)
ザキミヤ的視点で集めた宮崎県庁の魅力をズバババっと紹介します。
1.宮崎県庁ができたのは昭和7年。80年以上の歴史がある
昭和7年、西暦1932年に今の宮崎県庁は建てられました。
当時は周りに高い建物は無く、県庁から海が見えたとか。
2.県庁入ってすぐの大階段の手摺りにはサンゴの化石が埋まっている
県庁に入ってすぐにある階段の手摺りは大理石で作られています。
この大理石、五ヶ瀬町鞍岡の祇園山から切り出されたらしい!
そしてよく見ると様々なサンゴの化石が埋まってるんですよー。
よくわからない。
これはわかりやすい。
3.県庁内でチョウザメが飼われている
正面入って階段の右手にはチョウザメが飼育されている水槽が鎮座しています。
小ぶりのチョウザメですが元気よく泳いでます。
4.当時は暖房で使われていた高さ32mの煙突が現存する
これは今まで気づかなかったです。
県庁を正面に見ると、しれっと煙突が見えています。
昔、暖房用に使っていたらしいですが、今は稼働していません。
宮崎県庁の中庭に煙突があるって知らない人も多いのでは?
5.戦時中に撤去されたランプの跡が今も残っている
県庁の門柱(正面門にある柱)とか入り口の柱、正面階段の手摺りのところなどには以前、ランプがあったらしいです。
でも太平洋戦争時の金属回収令により徴発されたとのこと。
切り取られた跡は今も残っているので、見つけてみてくださいね〜。
6.応接室のドアのノブの位置がとても低い
めっちゃ低いです。
背の高い人だと少しかがまないとノブを掴めないレベルの位置です。
背の低い私にはちょうどよい心配り・・・。
7.扉の欄間(らんま)のデザインは全て違っている
これも言われないと気付かないポイントです。
扉ごとに違うデザインの欄間になっています。
県庁内をウロウロする機会があれば何種類あるか調べて教えて下さい。
8.ステンドグラスで装飾された丸窓がある
これは有名だと思います。
丸窓にステンドグラスがはめこまれています。
なぜ丸窓か知ってます?
当時、憧れの旅行手段であった豪華客船の丸窓に影響を受けたらしいです。
しかも、このステンドグラス、全部で8個あるらしい・・・。全部見たい。
9.1階部分外側の石は国会議事堂と同じ石を使用している
県庁の半地下〜1階部分の白っぽい外壁は広島県呉市産の「議員石」という石でできています。
議員石とは、国会議事堂の石材として使われていたから議員石らしい。へー!
10.青島とえびのをイメージした庭園がある
県庁の門をとおって右に行ったところにあるのが「青島」をイメージした庭園で、熱帯の植物とかハニワとかあります。
言われないと気付かないレベルですが、青島と言われれば青島かなーって感じです。
一方、県庁正面の噴水の右側にあるサボテンのある庭園。
これ、「えびの」をイメージしているらしいです。
・・・・どこが?ってなりますが、そこはイマジネーションをフル稼働して・・・なんとかこじつけて頂ければと。
11.デカいアロエみたいなリュウゼツランがたくさん
デカいアロエやなーって思ってました。
皆さん、気をつけてください。これはアロエではありません。
切って塗っても火傷に効きません。
これはリュウゼツラン(竜舌蘭)という植物らしく、何十年かに一度だけ花が咲くらしいです。
で、去年咲いてたらしいです。見たかった。。
12.正門の門札の県庁の丁が丁じゃない
今まで何度通ったことでしょう。でも気付かなかった。。
門札の庁の丁が丁じゃなかったなんて・・・。
丁ではなく「聴」になってます。
これは「県民の声を聴く」という意味からこうなってるとのこと。
ステキ。
13.正賓を迎えるための豪華な貴賓室が存在する
この宮崎県庁探検でいちばん見たかった所。
宮崎県庁には皇室や閣僚などを招くための部屋「貴賓室」があるんです。
でも今は貴賓室としてではなく会議室として使われているらしいです。
注)見学ツアーのルートには入っていません。
暖炉ですね。
貴賓室の詳細は下部の動画にて・・・。
やっぱ雰囲気違う。
県庁内でいちばん日当りが良い場所らしい。
14.初代チョウザメの剥製がある
旧ソ連からやってきた初代チョウザメの剥製を発見しました。
県庁内、水産政策課の前にそれはあります。
注)見学ツアーのルートには入っていません。
無造作に置かれた剥製・・・。
ツアーガイド郡司さんも初めて見たらしく、興奮しながら写真を撮りまくってました。
15.五郎丸のサインが(多分)展示されている
宮崎県庁、県民室にはラグビー日本代表のサインが入ったユニフォームが展示されています。
きっとあの五郎丸のサインも・・・。
五郎丸どれだろ?
県庁に行く際は、県民室も是非ルーティンに加えてください。
あと、サッカー女子日本代表 佐々木監督のサインとか、
原監督、侍ジャパン、イチロー選手とか
ちばてつや先生が書いた あしたのジョー。
頑張ろーってなる。負けないぞっ!
さて、
ここまで15個の魅力をお届けしました。
残り1つありますが、ここでこれまでの内容を動画で振り返ります。
まずは前篇。
通常の県庁見学ツアーで見れる場所
後編です。
チョウザメの剥製〜貴賓室〜五郎丸&怪しい人
宮崎県庁ツアー、最後の魅力はこちら
忘れちゃいけないステキなポイント。
ステキな県庁ツアーガイドさんがいる
宮崎県庁を案内してくれる郡司さんをはじめとしたツアーガイドの方々。
終始いろいろと説明してくれました。
ときに熱く、ときにジョークを交えながら。
※途中、普段ツアーでは行かない貴賓室やチョウザメの剥製などにも行きましたが、そのときは郡司さんがいちばん興奮していた。
郡司さんと回れる宮崎県庁見学ツアーは最高ですよ!
ここで、郡司さんから皆様へメッセージ。
郡司さんの名札の写真の秘密に迫っています・・・
あともうひとつ。いたるところにエビちゃんがいる
日本のひなた宮崎県。
そのポスターには宮崎が誇るファッションモデル「蛯原友里」さんの姿が。
そんなエビちゃんが(蛯ちゃん?えびちゃん?)
いたるところでにっこりと微笑みかけてくれます。
ここにも。
そしてここにも。。
ありがとう、エビちゃん。
会いたい。
知ればもっと宮崎県庁がステキに見えてくる
今回の取材を通して、いろいろと知らないことを知ることができました。
宮崎県庁は奥が深い。
知れば知るほど宮崎県庁の魅力に引きこまれ・・・・
この本買っちゃいました。
以前は物産館で売っていたらしいですが、今は在庫なしとのこと。
アマゾンで売ってます。
↓
宮崎県民必携の一冊。
宮崎県庁見学ツアーの詳細はこちらのサイトをチェックしてみてください
ほんとに知らないことだらけだったので、とても勉強になりますよー!
そして、もっと県庁が好きになること間違いなし。
加えて、知り合いにドヤっと自慢できます。
「門柱の庁の丁は丁じゃないんだぜ(どや)」的な。
是非行ってみてくださいねー!
皆様、ありがとうございました!!
そういえば、このザキミヤの取材のことが宮崎県庁ツアーのサイトのブログに載ってました!
→ザキミヤによる取材の様子
ありがたい。
それではまた!!
こちらもどうぞ〜

ザキミヤ代表。宮崎県ナンバーワンのハンドルキーパー。
好きな食べ物はカレーと焼き肉。お酒は飲めないですが、コーラで酔っ払うことができます。webマーケティングのお仕事してます。