遡ること1ヶ月前。
宮崎〜大分の東九州道が開通して間もなくのことでした。
日頃の喧騒から解き放たれるべく、大分県佐伯市蒲江にあるとある港へ息子と釣りに出かけました。
釣り竿、エサ、そして、GoProを持って東九州道を北へ。
蒲江の手前にある「蒲江波当津(かまえはとうづ)」のインターで降りて、しばらく海に向かって走ると綺麗な砂浜が見えてきます。
その左端に位置する港
・・・そこで事件は起きました。
こんにちは、weebの佐藤です。
今日は蒲江で起きた事件とその事件の解決までの一部始終をざっくりお伝えします。
魚は釣れないけど、俺のGoPro HERO3が大活躍
魚もほぼ釣れず、釣りにも飽きてきたときでした。
持ってきたGoProで海中の映像を撮ろうということになり、GoProをロープに括りつけて海に投げ込んで遊んでいました。
GoProにはスマホと連携する機能が備わっており、海中の映像をそのままスマホに転送できる機能があります。
GoProを海中に投げ込み、しばらく泳がせてから引き上げ、映像を見る。
※ちなみにこんな映像が撮れます。
息子と二人でスゲースゲー言ってたのもつかの間、事件は起こります。
俺のGoPro HERO3が海底の岩に引っかかって遭難
何回目かの海底調査の際、GoPro号が海底の岩に引っかかって取れなくなってしまう事件発生。
いろいろな方向から引っ張って緩めて、また引っ張って・・・ぜんぜん外れない。
海面から海底までの水深は推定5メートル。。。
潜れば取れるかもしれないけど、まだ肌寒い3月下旬。
そして俺は立派な大人。釣り人もちらほら・・・恥ずかしい・・・。
よし、一旦退却。
ということでGoProを繋いでいた縄を断腸の思いで断ち切り(目印を残し)、一旦宮崎に戻りました・・・。
(山口達也がいれば・・・)
約1ヶ月間、海底5メートルに沈めたGoProの耐久テストの結果を検証
そして、先日4月26日、意を決して大分の海に潜りに(救出に)向かいました。
それにしても、東九州道は便利ですねー。
※宮崎インターから蒲江までの道のりをタイムラプスで!
さて、港に着きました。
着替えます。
着替えました。
漁港とウェットスーツとのギャップが新鮮ですね。
戦いの場となる港には釣り人が数人・・・。
目線が痛い・・・。
海の中をチェック。
目印にしていた白いロープが見当たらない!!
流されてしまったのか・・?
と思ったら、うっすらとロープらしきものが。
藻が付いて緑色になっていたんですね。
まだGoProは海の底に。
海底に潜む人喰いウニとの格闘
・・・そしてついに、入水・・・
あ・・・気持ちいい。
海水温は高め。
ウェットスーツ必要ないかもしれないレベルでした。
干潮前でしたが思った以上に水深は深く、日頃運動していないせいもあり、潜るのがつらい。
すげーつらい。
なんとか目印のロープを掴み、潜って引っ張ってを繰り返します。
・・・が、なかなか外れない。
しかも、GoProが入っている隙間にでかいウニ(針が超長いヤツ)がいて超怖い!
・・・体力も限界に近い。
もういっちょ潜る!と思いロープを引っ張っていたその時!
その時!!
スルスルとGoProちゃんが手元に戻ってきました!!!奇跡!!
とりあえず、、確保!!
あとは壊れてないかのチェック!
その前に・・・あれ、どうやって上がる?
陸に上がることを考えてませんでした。
見渡す限り岸壁&壁にはトゲトゲした貝殻たち。
手袋はしてるけど、足は素足。
このまま無理すれば血まみれ確実。
50メートルほど泳いで桟橋から陸に上がる作戦。
GoPro回収完了&俺も無事生還(体力ギリギリ)
さて、GoProは生きてるのか!?
30日間、水深5mの海底に沈んでいたGoProの状態は・・・
なんと、電源が入る!!
30日間スリープの状態でなんとか生きていたってことです!スゲー!
本体に水はまったく入ってきておらず、ケースの表面に藻が薄く付いているくらい。
まっったく壊れてない!GoProスゲー!
そして、生還したGoProが撮影していた動画がコチラ
・・・ということで、俺のGoProちゃんは無事手元に戻ってきました。
家に帰ってよく見るとケースが傷だらけ。
それにしても
東九州道が開通して、ほんと便利になりましたね!
今回学んだことは
海女さんの凄さ、鉄腕DASHでの山口達也の凄さ、
そして、自分の体力の衰えです。
それでは、またヾ(。・ω・。)
PS.
GoPro安くなったなー
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ザキミヤ代表。宮崎県ナンバーワンのハンドルキーパー。
好きな食べ物はカレーと焼き肉。お酒は飲めないですが、コーラで酔っ払うことができます。webマーケティングのお仕事してます。